年明けにも国、県に財政支援要望へ むつで原子力4市町村長懇談会

商工団体などからのヒアリング後、会見する4市町村長=19日、むつ市役所
商工団体などからのヒアリング後、会見する4市町村長=19日、むつ市役所
原子力関連施設が立地する、むつ、大間、六ケ所、東通の4市町村長懇談会が19日、むつ市役所で開かれ、地域経済について商工団体にヒアリングを実施した。同懇談会は、地域経済が操業や再稼働に向けた事業停滞に加え、新型コロナウイルスの影響でさらに厳し.....
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 原子力関連施設が立地する、むつ、大間、六ケ所、東通の4市町村長懇談会が19日、むつ市役所で開かれ、地域経済について商工団体にヒアリングを実施した。同懇談会は、地域経済が操業や再稼働に向けた事業停滞に加え、新型コロナウイルスの影響でさらに厳しい状況に追い込まれているとして、年明けにも国や青森県に財政支援などを要望する方針を示した。[br][br] 懇談会は非公開で行われ、終了後に4市町村長が会見した。商工団体からは原子力は国策としての位置付けもあるとして、国の財政支援を求める声が上がったという。県に対しても核燃料物質等取扱税(核燃税)交付金増額を求める意見が出たという。[br][br] 国や県への要望項目について宮下宗一郎市長は「ヒアリングの内容を踏まえ、これから具体的に決めたい」と説明した。[br][br] 同日は原子力事業者からも操業や再稼働に向けた現状をヒアリングした。安全性を確保し、それぞれの事業を進めることや、引き続き地域貢献に対する協力を求めたという。商工団体などからのヒアリング後、会見する4市町村長=19日、むつ市役所