一戸町、パラグアイと覚書調印 東京パラ選手団の事前合宿

事前キャンプの覚書を結び、肘タッチする田中辰也町長(右)とラウル・アルベルト・フロレンティン・アントラ駐日パラグアイ共和国特命全権大使=19日、一戸町
事前キャンプの覚書を結び、肘タッチする田中辰也町長(右)とラウル・アルベルト・フロレンティン・アントラ駐日パラグアイ共和国特命全権大使=19日、一戸町
来夏の東京五輪・パラリンピックに向け、南米パラグアイのホストタウンに登録されている一戸町と同国は19日、パラリンピック競技で同国選手団の事前合宿を受け入れる覚書を締結した。 町は昨年8月、内閣官房東京オリパラ競技大会推進本部からホストタウン.....
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 来夏の東京五輪・パラリンピックに向け、南米パラグアイのホストタウンに登録されている一戸町と同国は19日、パラリンピック競技で同国選手団の事前合宿を受け入れる覚書を締結した。[br][br] 町は昨年8月、内閣官房東京オリパラ競技大会推進本部からホストタウン認定を受け、事前合宿の誘致に取り組んできた。現時点では陸上と水泳の選手が大会に向けた調整のため同町で事前キャンプをするほか、町民と交流する予定。[br][br] 町役場での締結式では、田中辰也町長と同国パラリンピック委員会会長から委任を受けたラウル・アルベルト・フロレンティン・アントラ駐日パラグアイ特命全権大使が覚書に調印した。[br][br] 田中町長は「事前キャンプ地として可能な限りサポートする」と強調。ラウル特命全権大使は「選手が予選を通って大会に参加できることを期待している。文化交流においても一戸町と友好な関係を築いていきたい」と述べた。[br][br] 町によると、戦前から戦後にかけて政府の国策により、日本人数千人がパラグアイに農業入植した。町からも1964年に奥中山地区の51人が海を渡ったという。事前キャンプの覚書を結び、肘タッチする田中辰也町長(右)とラウル・アルベルト・フロレンティン・アントラ駐日パラグアイ共和国特命全権大使=19日、一戸町