塩釜神楽保存会(三沢市)に助成金 明治安田文化財団

齋藤浩二郎八戸支社長(左)から目録を受け取った田中憲隆会長
齋藤浩二郎八戸支社長(左)から目録を受け取った田中憲隆会長
明治安田クオリティオブライフ文化財団は12日、三沢市の塩釜神楽保存会(田中憲隆会長)に助成金50万円を贈った。同会は演目「鶏舞(とりまい)」などで使う鶏烏帽子(えぼし)の新調に充てる方針。 同財団は地域の伝統文化の継承、後継者の育成を支援す.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 明治安田クオリティオブライフ文化財団は12日、三沢市の塩釜神楽保存会(田中憲隆会長)に助成金50万円を贈った。同会は演目「鶏舞(とりまい)」などで使う鶏烏帽子(えぼし)の新調に充てる方針。[br][br] 同財団は地域の伝統文化の継承、後継者の育成を支援するために毎年民俗芸能や民俗技術の保存に努める団体などを助成している。[br][br] 本年度は全国から138件の応募があり、専門家による選考の結果、42件、計1850万円の助成を決定。青森県内では同保存会が唯一選ばれた。[br][br] 市教委などによると、塩釜神楽は明治初期の創始とされる山伏系の神楽で、約20演目を継承し演じる。市無形民俗文化財に指定されており、現在25人ほどの会員が活動する。[br][br] 市公会堂で行われた贈呈式で、明治安田生命八戸支社の齋藤浩二郎支社長から目録を受け取った田中会長は「より一層後継者育成に取り組みたい」と述べた。齋藤浩二郎八戸支社長(左)から目録を受け取った田中憲隆会長