反核燃団体「これからも監視」/むつ・中間貯蔵合格

リサイクル燃料貯蔵(RFS)の使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)が新規制基準の審査に正式合格した11日、反核燃団体は、施設の操業にはなお時間を要するとして「これからも事業者を監視していく」と強調した。 市役所で取材に応じた「核の中間貯蔵施.....
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 リサイクル燃料貯蔵(RFS)の使用済み核燃料中間貯蔵施設(むつ市)が新規制基準の審査に正式合格した11日、反核燃団体は、施設の操業にはなお時間を要するとして「これからも事業者を監視していく」と強調した。[br][br] 市役所で取材に応じた「核の中間貯蔵施設はいらない!下北の会」の野坂庸子代表と事務局を務める栗橋伸夫さんは、中間貯蔵後の搬出先が決まっておらず、永久貯蔵につながりかねないとの懸念を改めて表明。[br][br] 津波防護対応を巡る変遷や火山対策の問題点などを原子力規制委員会のパブリックコメント(意見公募)で指摘したと明かし、「ゴーサインは出たが、今後も事業者を見ていく。子孫に負を残す核燃料サイクルはやめなければならない」と訴えた。[br][br] 一方、宮下宗一郎むつ市長は、RFSの坂本隆社長から電話で審査合格の報告があったと説明した上で、「17日に坂本社長が市役所に来る。具体的な話は直接会ってしたいということだった。懇談後に改めてコメントしたい」と述べた。