むつ市が認知症高齢者見守りアプリ「ミマモリオ」導入キャンペーン

パンフレットを手渡すJRC部の生徒
むつ市は6日、認知症高齢者見守りアプリケーションの導入推進へキャンペーンを実施した。青森県立田名部高のJRC(青少年赤十字)部員らが市内の携帯電話販売店にパンフレットを配り、アプリ周知の協力を要請した。 市は認知症高齢者が安心して暮らせるま.....
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むつ市は6日、認知症高齢者見守りアプリケーションの導入推進へキャンペーンを実施した。青森県立田名部高のJRC(青少年赤十字)部員らが市内の携帯電話販売店にパンフレットを配り、アプリ周知の協力を要請した。[br][br] 市は認知症高齢者が安心して暮らせるまちづくりを目指し、情報通信技術(ICT)を使った認知症患者見守り支援システム「ミマモリオ」を活用した見守りネットワークづくりに取り組んでいる。[br][br] ミマモリオは無線通信技術「ブルートゥース」を活用したボタン型タグ。ミマモリオを携帯した高齢者が専用アプリ「MAMORIOアプリ」をインストールした人のスマートフォンに近づくと、情報が高齢者の家族に配信され、行方不明時の早期保護につなげられる可能性が高まる。スマホ所有者の個人情報は特定されない。[br][br] ミマモリオが効果的に機能するためには、多くの人にアプリを導入してもらう必要があり、今回初めて携帯電話販売店へのキャンペーンを企画した。[br][br] この日はJRC部員9人と市職員、むつ警察署員がソフトバンク、NTTドコモ、auの各店舗を訪れ、店頭でPRしてもらうためのパンフレットを50部ずつ配布。フィッシング詐欺被害防止を呼び掛けるパンフレットも一緒に手渡した。市高齢者福祉課の担当者は「アプリの周知度を高めていきたい」と語った。