【米大統領選】分断憂い「再び団結を」/基地ある三沢の米国人

米軍基地を抱える三沢市。市内で生活する米国人は、母国の選挙後の混乱した事態に不安を感じつつ動向を見守った。選挙により社会の分断に拍車が掛かった状況を憂い、次期大統領に対し「国民を一つに団結させてほしい」と望む声が上がった。 「国内の緊張感は.....
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 米軍基地を抱える三沢市。市内で生活する米国人は、母国の選挙後の混乱した事態に不安を感じつつ動向を見守った。選挙により社会の分断に拍車が掛かった状況を憂い、次期大統領に対し「国民を一つに団結させてほしい」と望む声が上がった。[br][br] 「国内の緊張感は遠い日本でも感じる。大変な思いをしている自国の人たちを思うと胸が痛む」。支持政党を定めず最良と思った候補を選択したという、同市在住の30代女性は言葉に悲しみをにじませた。[br][br] 一方で、バイデン前副大統領が勝利を確実にしたことを受け、「緊張感はこの先も緩まないだろうが、ここから国民が力を合わせて、良き未来のために団結する時だ」と強調した。[br][br] 同市在住でバイデン氏を支持したという30代男性も「真っ二つに分かれた米国人を、また一つに団結させて」と願いを込めた。[br][br] 「米国内では問題が山積している」との声も。民主党を支持する同市在住の50代男性は、新政権に「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に対し、さらに踏み込んだ対策を講じてほしい。パリ協定に復帰するなど国際親善の“修復”も図ってもらいたい」と期待感を示した。