青森県高校生9月求職状況、求人倍率2・07倍/前年同月比大幅減、コロナ影響

青森労働局は9日、来年3月に青森県内の高校を卒業する生徒の求職状況(9月末現在)をまとめた。県内就職希望者1819人(前年同月比8・5%増)に対する求人数は3764人(20・2%減)で、求人倍率は2・07倍。新型コロナウイルスの影響で、過去.....
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 青森労働局は9日、来年3月に青森県内の高校を卒業する生徒の求職状況(9月末現在)をまとめた。県内就職希望者1819人(前年同月比8・5%増)に対する求人数は3764人(20・2%減)で、求人倍率は2・07倍。新型コロナウイルスの影響で、過去最高だった前年同月の2・81倍から0・74ポイント減少した。[br][br] 求人数を産業別に見ると、例年多くの生徒が就職する製造業などで減少。製造業683人(33・4%減)、卸売業・小売業666人(22・7%減)、宿泊業・飲食サービス業91人(64・6%減)だった。[br][br] 県内の求人数は今年8月末時点から294人増加し、減少傾向はやや改善している。ただ、新型コロナで業績が悪化し、求人を提出後に取り消す企業もあるといい、担当者は「今後、内定が取り消されるケースもあるかもしれない。そういったことのないように指導する」と強調した。[br][br] 同労働局は未内定者に向けた支援として八戸、青森、弘前の3職業安定所で、企業と学生の就職面談会を予定している。