「環境公共」推進へ 農林水産業を体感するバスツアー 三沢・仏沼など巡る

三沢市漁民研修センターで三沢漁港について説明を受ける参加者
三沢市漁民研修センターで三沢漁港について説明を受ける参加者
環境公共学会(事務局・青森県土地改良事業団体連合会)は10月30日、三沢市などで「あおもりの農林水産業を体感するバスツアー」を開催した。県内から参加した13人が、同市の仏沼や海岸防災林、市営牧場などを巡り、農林水産業を支える基盤整備の取り組.....
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 環境公共学会(事務局・青森県土地改良事業団体連合会)は10月30日、三沢市などで「あおもりの農林水産業を体感するバスツアー」を開催した。県内から参加した13人が、同市の仏沼や海岸防災林、市営牧場などを巡り、農林水産業を支える基盤整備の取り組みなどについて理解を深めた。[br][br] 県は、農林水産業の生産基盤や農山漁村の生活環境などの整備を行う「環境公共」を推進している。ツアーは、そのPRなどを目的に同学会が主催した。[br][br] この日は、七戸十和田駅を出発し、三沢市や東北町の6カ所を回った。[br][br] このうち、三沢市のラムサール条約登録湿地・仏沼では、参加者が農業と環境の共存について学んだほか、市内のほ場でゴボウの収穫を体験。市漁民研修センターでは、東日本大震災から復興した三沢漁港や市漁協の取り組み、海岸防災林の説明を受けた。[br][br] 夫婦で参加した青森市の川端満さん(63)は「環境保全に興味があったので参加した。各分野の事業について分かりやすく知れたので、大変貴重な1日になった」と話した。三沢市漁民研修センターで三沢漁港について説明を受ける参加者