【八戸で新たなクラスター】施設担当者「一層の対策徹底」 

4日に新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が確認された八戸市西白山台のサービス付き高齢者向け住宅「ファインスカイ」の担当者が同日、本紙取材に応じ、「入居者に感染者が出たことで、入居者も職員も不安になっている。感染拡大を防ぐためにも保.....
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 4日に新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が確認された八戸市西白山台のサービス付き高齢者向け住宅「ファインスカイ」の担当者が同日、本紙取材に応じ、「入居者に感染者が出たことで、入居者も職員も不安になっている。感染拡大を防ぐためにも保健所の指導の下、より一層の対策を徹底したい」と強調した。[br][br] サービス付き高齢者向け住宅は、比較的介護度の低い高齢者が利用しているため、デイサービスなど外部の介護サービスとの併用や外出機会が多く、入居者同士の会話や触れ合いが多いのが特徴。[br][br] 同施設では国のガイドラインに沿って、外出後の手指消毒や毎日の検温などの感染対策に加え、面会に訪れた家族の居室部分への入室を制限するなどの対策を講じていた。担当者は「入居者の感染が分かるまで、体調不良を訴える人もなく、感染に気付くことは難しかった」と言葉を詰まらせた。[br][br] 対策として、保健所の指導に従いながら随時消毒作業を進めているほか、食事は個室で提供し、10月31日以降はデイサービスの利用や外出を控えるように呼び掛けているという。