東北新幹線盛岡―八戸間、利用に回復傾向/GoTo東京追加契機に

東北新幹線盛岡―八戸間の利用状況を説明する石田亨支社長=4日、青森市
東北新幹線盛岡―八戸間の利用状況を説明する石田亨支社長=4日、青森市
JR東日本盛岡支社の石田亨支社長は4日、青森市で定例会見を開き、新型コロナウイルスの影響で9、10月の東北新幹線盛岡―八戸間の利用者数が前年同月比で4~5割減だったと発表した。10月から政府の観光支援事業「Go To トラベル」に東京発着が.....
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 JR東日本盛岡支社の石田亨支社長は4日、青森市で定例会見を開き、新型コロナウイルスの影響で9、10月の東北新幹線盛岡―八戸間の利用者数が前年同月比で4~5割減だったと発表した。10月から政府の観光支援事業「Go To トラベル」に東京発着が追加されたことで利用が伸びて7、8月の6~7割減から回復した。[br][br] 同区間の利用者数は9月53%減、10月43%減。東京追加の効果は大きく、9月28日から10月4日の集計では、前年同期の約7割まで客足が回復した。[br][br] 最大で8割超落ち込んだ利用状況に改善が見られたことを受け、石田支社長は「東京の追加で確実に利用は戻って来ている。年末年始の帰省も控えており、感染防止をしっかりと行っていきたい」と述べた。[br][br] このほか、在来線の利用状況も公表した。青森駅自動改札機の通過人数は9月が21%減、10月が14%減。新幹線の回復に添う形で4月以降、約半減していた状況が改善した。東北新幹線盛岡―八戸間の利用状況を説明する石田亨支社長=4日、青森市