体力測定のデータ活用法学ぶ/八戸西高で特別授業

弘前大の測定器を使い、脚伸展筋力を測る生徒
弘前大の測定器を使い、脚伸展筋力を測る生徒
青森県立八戸西高(渡辺学校長)は10月30日、スポーツ科学科1年生を対象に、弘前大の戸塚学医学博士を招き特別授業を行った。生徒は「体を探る・測る」をテーマに、体力測定の結果から分かることやデータの活用法を学び、スポーツ科学に理解を深めた。 .....
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 青森県立八戸西高(渡辺学校長)は10月30日、スポーツ科学科1年生を対象に、弘前大の戸塚学医学博士を招き特別授業を行った。生徒は「体を探る・測る」をテーマに、体力測定の結果から分かることやデータの活用法を学び、スポーツ科学に理解を深めた。[br][br] 同校は、弘前大教育学部の教育力向上プロジェクトを利用して、10年以上にわたって特別授業を実施。生徒に高度な実験機器に触れる経験を与えながら、体力測定のデータを蓄積している。[br][br] 約40人が参加した特別授業では、戸塚さんが「握力測定の結果には、骨折の予兆や認知症と関連がある」などと、測定結果と健康状態の因果関係を説明した。[br][br] その後、生徒は4班に分かれて、握力や脚伸展筋力などを測定。同科の先輩の記録に自身のデータを追加した。次回の特別授業では、今回の測定結果を使い筋力について学習する。[br][br] 長根正弥さん(15)は「握力から分かることが多くて驚いた。普段測定できない脚の筋力も分かったので、今後のトレーニングに生かしたい」と話した。弘前大の測定器を使い、脚伸展筋力を測る生徒