海外販路開拓「オンライン商談」の難しさ指摘も 

青森県観光国際戦略推進本部は22日、青森市で国際戦略プロジェクト推進委員会を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う貿易面への影響について意見交換。増加するオンラインを活用した商談の難しさを指摘する声が相次いだ。 委員12人が出席し、取り.....
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 青森県観光国際戦略推進本部は22日、青森市で国際戦略プロジェクト推進委員会を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う貿易面への影響について意見交換。増加するオンラインを活用した商談の難しさを指摘する声が相次いだ。[br][br] 委員12人が出席し、取り組み状況を報告。海外での販路開拓イベントの大半が中止や延期となり、オンラインで商談をしているという。[br][br] 委員からは「商品のサンプルを送るなど準備が必要で、関係機関との連携が欠かせない」「商品の背景が理解されず、単価で判断されると首都圏周辺が有利」などの発言があった。[br][br] 委員長の黄孝春弘前大教授は「コロナ収束後は、対面とオンラインの両方が活用される。工夫次第でオンラインには大きな可能性がある」と述べた。[br][br] このほか、県が県産農林水産品の19年輸出実績を報告。コメ1215トン(目標量1500トン)、水産加工品1120トン(千トン)、ホタテ1万5966トン(1万トン)など堅調に推移した。