「北のグルメ都市」(八戸)が提訴 元代表に損賠請求

株主総会の決議を経ずに役員報酬を得ていたとして、八戸屋台村「みろく横丁」の運営会社「北のグルメ都市」が、同社の元代表取締役を相手取り、2040万円の損害賠償を求め青森地裁八戸支部に提訴したことが19日、分かった。 訴状によると、元代表取締役.....
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 株主総会の決議を経ずに役員報酬を得ていたとして、八戸屋台村「みろく横丁」の運営会社「北のグルメ都市」が、同社の元代表取締役を相手取り、2040万円の損害賠償を求め青森地裁八戸支部に提訴したことが19日、分かった。[br][br] 訴状によると、元代表取締役は2012年9月から17年11月までの間、株主総会の決議を経ずに、役員報酬として月40万円を得て、同社に損害を与えたとしている。[br][br] 原告である同社の現在の代表取締役は取材に「元代表取締役は新聞やテレビなどのインタビューで『役員は無給のボランティア』などという趣旨の発言をしていながら、報酬を得ていた」などと主張。[br][br] 一方、元代表取締役は今年1月に辞任しており、「弁護士に全て任せている」と話した。[br][br] 同社を巡っては5月、臨時株主総会で取締役2人を解任するなどとした決議は無効だとして、代表取締役が代表を務める企業「岩徳」が同支部に提訴。8月に原告側の訴えを全面的に認める判決が出ている。