道東沖マイワシ1118トン水揚げ 今季最多/八戸港

八戸港で今季最多の水揚げがあった北海道東沖のマイワシ=19日、八戸市第1魚市場
八戸港で今季最多の水揚げがあった北海道東沖のマイワシ=19日、八戸市第1魚市場
大中型巻き網船団の運搬船が19日、北海道東沖で漁獲したマイワシで今季最多の1118トンを八戸港に水揚げした。サイズも上向き。道東沖の漁は今月末までで、漁業関係者は「終盤にかけ数量、型ともさらに伸びてくれれば」と期待した。 道東沖で操業してい.....
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 大中型巻き網船団の運搬船が19日、北海道東沖で漁獲したマイワシで今季最多の1118トンを八戸港に水揚げした。サイズも上向き。道東沖の漁は今月末までで、漁業関係者は「終盤にかけ数量、型ともさらに伸びてくれれば」と期待した。[br][br] 道東沖で操業している巻き網船団24カ統のうち、運搬船7隻が入港した。入札では、10キロ当たり755~412円と今季最高値で取引。市場関係者によると、サイズは100グラム以上が約3割、80グラム以上も6割を占める。[br][br] 今季は序盤から50~60グラムの小ぶりが主体。台風など天候不順の影響で操業日数も限られていた。運搬船の乗組員は「サイズは大小交じりで遅れ気味」と話すものの、漁期終盤を迎え調子が上がってきた印象だ。[br][br] 一方、八戸前沖の操業では巻き網船団によるイワシのまとまった水揚げはほとんどなく、同日は4隻がサバ66トンを水揚げ。入札の結果、10キロ当たり805~555円の値が付いた。来月以降は船団による八戸でのサバ漁が本格化する見通しで、市場関係者は「イワシ、サバとも、今後に期待したい」と力を込めた。八戸港で今季最多の水揚げがあった北海道東沖のマイワシ=19日、八戸市第1魚市場