「核燃サイクル協」21日開催

青森県と経済産業省は19日、知事が官房長官ら関係閣僚と意見を交わす「核燃料サイクル協議会」を21日に首相官邸で開催すると発表した。三村申吾知事は、国策としてのサイクル政策にぶれがないことやプルトニウム利用、高レベル放射性廃棄物の最終処分など.....
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 青森県と経済産業省は19日、知事が官房長官ら関係閣僚と意見を交わす「核燃料サイクル協議会」を21日に首相官邸で開催すると発表した。三村申吾知事は、国策としてのサイクル政策にぶれがないことやプルトニウム利用、高レベル放射性廃棄物の最終処分などについて、政府一体で取り組む姿勢を改めて確認する方針。協議会は民主党政権時代の2010年11月以来で、今回で12回目。[br][br] 三村知事は8月下旬に、日本原燃が使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)の完工目標の1年先送りを表明した際、「竣工(しゅんこう)に向けた動きが具体化してきた。今まさにサイクル政策上の重要な節目」として、国に協議会開催を要請する意向を示していた。[br][br] 協議会は当初、9月の県議会定例会開会前の開催が見込まれていたが、安倍晋三前首相の辞任表明を受け、三村知事は同月の定例会見で「延期する」と説明。国と県が調整してきた。[br][br] 経産省によると、出席者は三村知事と加藤勝信官房長官、井上信治科学技術担当相、梶山弘志経産相、高橋比奈子文部科学副大臣、九州電力社長で原燃会長の池辺和弘・電気事業連合会会長の計6人。