ブロイラー産業に理解 一戸高で丸鶏のさばき方実習/鶏王国いわて推進協議会

阿部繁孝商店の社員(中央)の指導を受けながら解体作業をする生徒
阿部繁孝商店の社員(中央)の指導を受けながら解体作業をする生徒
岩手県北地方の養鶏業者や行政で組織する「鶏王国北いわて推進協議会」(杉原永康会長)は13日、県立一戸高奥中山実習農場で出前講座を開いた。同校総合学科生活文化系列で主に農業を選択している2年生15人が丸鶏の解体を体験するとともに、地域で盛んな.....
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 岩手県北地方の養鶏業者や行政で組織する「鶏王国北いわて推進協議会」(杉原永康会長)は13日、県立一戸高奥中山実習農場で出前講座を開いた。同校総合学科生活文化系列で主に農業を選択している2年生15人が丸鶏の解体を体験するとともに、地域で盛んなブロイラー産業に理解を深めた。[br][br] 二戸市の鶏肉加工販売業「阿部繁孝商店」の社員が講師を務め、丸鶏の部位の名称を一つずつ説明しながら解体を実演。生徒は社員が手早くさばく様子を手本にして、骨を抜くなどの作業に挑戦した。実習に先立って行われた座学では、県北のブロイラー産業の状況を学んだ。[br][br] 初めて丸鶏をさばいたという同校の内村夢築さんは、「思ったより弾力があった。部位について知らないことがたくさんあったので勉強になった」と話していた。[br][br] 講座の後には、鶏肉や地元産野菜を使った鶏汁と生徒手作りの石窯ピザが振る舞われ、参加者全員で味わった。阿部繁孝商店の社員(中央)の指導を受けながら解体作業をする生徒