十和田中央病院で患者死亡 訴訟の第1回口頭弁論、市は争う姿勢

2016年に東北町の男性=当時(65)=が小脳出血で死亡したのは、受診した十和田市立中央病院で適切な医療行為が行われなかったのが原因として、男性の遺族が病院を運営する市に慰謝料など約1200万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日、.....
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 2016年に東北町の男性=当時(65)=が小脳出血で死亡したのは、受診した十和田市立中央病院で適切な医療行為が行われなかったのが原因として、男性の遺族が病院を運営する市に慰謝料など約1200万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日、青森地裁(鈴木義和裁判長)であった。市は請求棄却を求め、争う姿勢を見せた。[br][br] 訴状によると、16年9月20日午後1時半ごろ、男性は嘔吐(おうと)や頭痛などの症状が出たことから病院を受診し、採血や補液、経過観察が行われた。同4時25分ごろ、深昏睡(こんすい)の意識低下、呼吸・心拍不安定の状態となり約4時間後に死亡した。[br][br] 原告側は、男性が病院に到着した時点で症状から脳出血などの発症を疑い、直ちにコンピューター断層撮影(CT)検査や降圧剤投与などの適切な措置をすべきだったのに、それを怠ったと主張している。