過失運転で2人に大けが 青森市議に有罪判決/青森地裁

青森市内で交通事故を起こし、女性2人にけがを負わせたとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の罪に問われた同市勝田2丁目、同市議山脇智被告(38)の判決公判が14日、青森地裁であった。寺尾亮裁判官は禁錮1年8月、執行猶予3年(求刑禁錮1.....
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 青森市内で交通事故を起こし、女性2人にけがを負わせたとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の罪に問われた同市勝田2丁目、同市議山脇智被告(38)の判決公判が14日、青森地裁であった。寺尾亮裁判官は禁錮1年8月、執行猶予3年(求刑禁錮1年8月)の有罪判決を言い渡した。[br][br] 判決理由で、寺尾裁判官は「過失の程度は大きい」と指摘しつつ、被害者の1人と示談が成立したことなどを挙げ、情状酌量した。[br][br] 判決によると、山脇被告は昨年8月、乗用車を運転し、同市安田の国道7号交差点で信号が右折だけ可能の表示だったのに誤認して直進。対面から交差点を右折してきた軽乗用車に衝突し、運転していた女性=当時(37)=と同乗の女性=当時(45)=に全治3~5カ月の大けがを負わせた。[br][br] 山脇市議は取材に対し、「被害者の方にけがを負わせ、深く反省している」と謝罪。控訴しない意向を示し、議員としての進退については「(所属する共産)党と相談してから決めたい」と述べるにとどめた。