県「適切に助言」/八戸市魚市場A棟問題

稼働率が低迷する八戸市第3魚市場荷さばき施設A棟について、青森県の坂田裕治農林水産部長は13日、「施設の効果的なPR方法や水揚げ時間短縮などの指導、助言を行っている」と述べ、市の取り組みを支援する姿勢を示した。 同日の県議会決算特別委員会で.....
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 稼働率が低迷する八戸市第3魚市場荷さばき施設A棟について、青森県の坂田裕治農林水産部長は13日、「施設の効果的なPR方法や水揚げ時間短縮などの指導、助言を行っている」と述べ、市の取り組みを支援する姿勢を示した。[br][br] 同日の県議会決算特別委員会で、田名部定男委員(民主連合)の質問に答えた。[br][br] A棟整備で活用した国の漁港整備事業では、国の補助金が県を経由して八戸市に交付されているため、県は補助事業者としての責務を担う。[br][br] 市はA棟の改善計画(2017~19年)の結果をまとめた事後評価を7月に国へ提出し、新たな改善計画(21~23年)を今後策定する。近年増えているサバとイワシの混獲に対応できる施設改良に取り組む方針で、新設備の効果を図る試験の準備を県と進めている。[br][br] 今後の県の関与について、坂田部長は「市に対して適切に助言をし、目的の達成に向けて取り組んでいく」と重ねて強調した。