東通原発油漏れ、原因と再発防止策公表/東北電

東北電力は12日、東通原発1号機(東通村)のタービン建屋地下1階の床に油(約0・04リットル)がたまっていた問題で、地上階にある発電機の軸受けの潤滑油が漏れ落ちたとする推定原因と再発防止策を公表した。 運転停止中の東通原発では月1回程度、発.....
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 東北電力は12日、東通原発1号機(東通村)のタービン建屋地下1階の床に油(約0・04リットル)がたまっていた問題で、地上階にある発電機の軸受けの潤滑油が漏れ落ちたとする推定原因と再発防止策を公表した。[br][br] 運転停止中の東通原発では月1回程度、発電機の軸のたわみを防止するため、軸受けに油を供給して動かしている。[br][br] 地上階の床面は格子状で、東北電は軸を動かした際の油の飛散を想定し養生シートを敷いていたが、そのシートの隙間から地下に漏れ落ちた―と原因を推定。再発防止に向け、シートへの油の付着状況を確認することを手順書に明記した。[br][br] 東北電は問題発生当初、青森県や村に即時通報する「A情報」と判断したが、漏れた油が地元消防に危険物には当たらないとされ、その後に通報対象外事象へ切り替えた。