【青森ワッツ―仙台】前日の大敗ばねに 攻守に奮起、好ゲーム

【青森―仙台】第3クオーター3分32秒、青森は綱井勇介(青3)が決め38-42とする=むつマエダアリーナ
【青森―仙台】第3クオーター3分32秒、青森は綱井勇介(青3)が決め38-42とする=むつマエダアリーナ
37点差で大敗した前日の悔しさを、青森ワッツの選手たちがプレーで示した。守りでは相手に外国籍選手へのパスを自由に通させず、攻撃では積極的にインサイドを攻めるなどホーム初戦の反省点を修正し、粘り強い試合運びを見せた。結果的に敗れたとはいえ、最.....
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 37点差で大敗した前日の悔しさを、青森ワッツの選手たちがプレーで示した。守りでは相手に外国籍選手へのパスを自由に通させず、攻撃では積極的にインサイドを攻めるなどホーム初戦の反省点を修正し、粘り強い試合運びを見せた。結果的に敗れたとはいえ、最後まで勝利への気迫を感じさせるプレーは会場のブースターを魅了した。[br][br] 修正の成果は、早くも第1クオーター(Q)で現れた。「相手外国籍選手へのパスコースをふさぐことで、ストレスをためさせたかった」と北谷稔行アソシエイトヘッドコーチ(AHC)。相手は狙い通りに反則を重ねた。いい流れを攻撃につなげ、リードを奪って見せた。[br][br] 相手は徐々に立て直し、逆転を許したが、第3Qには北谷AHCから「パスを回すだけか。たとえシュートが外れても外国籍選手がリバウンドを取る。もっとインサイドを攻めろ」と発破を掛けられたPG綱井勇介が奮起。綱井は「あわよくばと、タイミングを見計らった」と3連続得点を決めて懸命に食い下がった。[br][br] 終盤のワッツはシュートの精度を欠き、ホームで連敗となったが、選手たちは前向きだった。この試合でチーム最多の21得点を挙げたジョシュア・クロフォードは「チームは1試合1試合学んでいる。より完成度を高めていければ、(首位の)仙台にだって近づける」とうなずいた。【青森―仙台】第3クオーター3分32秒、青森は綱井勇介(青3)が決め38-42とする=むつマエダアリーナ