マツタケ出荷最盛期 下北カンブリア農場(むつ)

旬を迎えている大ぶりのマツタケ=5日、むつ市の下北カンブリア農場
旬を迎えている大ぶりのマツタケ=5日、むつ市の下北カンブリア農場
むつ市の農業生産法人「下北カンブリア農場」(常田嘉一郎社長)で、マツタケの出荷が最盛期を迎えている。出荷準備をする作業場には「キノコの王様」が大小所狭しと並び、特有の香りを放っている。 同農場はキノコ採りや山菜採りをする約70人と契約。収穫.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
むつ市の農業生産法人「下北カンブリア農場」(常田嘉一郎社長)で、マツタケの出荷が最盛期を迎えている。出荷準備をする作業場には「キノコの王様」が大小所狭しと並び、特有の香りを放っている。[br][br] 同農場はキノコ採りや山菜採りをする約70人と契約。収穫したキノコや山菜を納品してもらい、全国の有名ホテルや老舗料亭などに出荷している。取引先とは長い付き合いがあり、常田社長は「土の除去など手入れをして出荷していることや、サイズごとに注文可能なことも喜ばれている」と話す。[br][br] 5日はキノコ採り歴60年を誇り、作業員らから“一番の名人”と評される同市金曲3丁目の折舘強一さん(76)が、買い物籠いっぱいの約13キロを納品。毎年50キロは採っているといい、「老後のいい収入だよ」とにんまり。[br][br] 常田社長によると、マツタケは国の消費喚起キャンペーンもあり、需要が回復しているものの、岩手県内での豊作を受け、価格は例年より安めという。旬を迎えている大ぶりのマツタケ=5日、むつ市の下北カンブリア農場