丹精込め“一球入魂” ブランドカボチャ出荷盛ん/むつ

手作業で一つ一つ磨かれ、出荷を待つ一球入魂かぼちゃ=5日、むつ市
手作業で一つ一つ磨かれ、出荷を待つ一球入魂かぼちゃ=5日、むつ市
むつ市の農業生産法人「下北カンブリア農場」(常田嘉一郎社長)で、下北地域のブランドカボチャ「一球入魂かぼちゃ」の出荷が盛んに行われている。5日も従業員たちが、収穫後に乾燥させたカボチャを一つ一つ丁寧に磨き、箱詰めする作業に追われた。 一球入.....
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むつ市の農業生産法人「下北カンブリア農場」(常田嘉一郎社長)で、下北地域のブランドカボチャ「一球入魂かぼちゃ」の出荷が盛んに行われている。5日も従業員たちが、収穫後に乾燥させたカボチャを一つ一つ丁寧に磨き、箱詰めする作業に追われた。[br][br] 一球入魂かぼちゃはダークホースという品種で、通常は1株から5、6個収穫できるが、1個を丹精込めて育てることで、うま味を凝縮。出荷時の糖度は14~15度と高いのが特徴だ。[br][br] 同農場は同市田名部内田の畑で、10アールずつ3カ所に分けて栽培。5月から1カ月間隔で苗を植え、収穫時期を調整する。今シーズンは雨が多く、栽培管理に苦労したが、品質は良好という。収穫は8月から始まり、今月末まで続く。[br][br] 出荷は約3千玉を予定。新型コロナウイルスの影響で一時、全量出荷が危ぶまれたが、八戸中央青果やむつ市役所の協力で販売のめどがついたという。手作業で一つ一つ磨かれ、出荷を待つ一球入魂かぼちゃ=5日、むつ市