MOX工場、事実上合格へ 規制委7日審査書案議論

原子力規制委員会は5日、六ケ所村にある日本原燃のMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料加工工場が新規制基準に適合しているとする「審査書案」を、7日の定例会合で議論すると明らかにした。了承されれば事実上の合格となり、正式合格に向けた手続.....
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 原子力規制委員会は5日、六ケ所村にある日本原燃のMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料加工工場が新規制基準に適合しているとする「審査書案」を、7日の定例会合で議論すると明らかにした。了承されれば事実上の合格となり、正式合格に向けた手続きに入る。[br][br] MOX工場は、同村の再処理工場で使用済み核燃料から取り出したプルトニウムなどを原料に、新たな燃料を製造する施設。原燃は2014年1月に再処理工場とセットで新規制基準の審査開始を申請した。[br][br] 審査は、今年7月に合格した再処理工場と歩調を合わせる格好で進んできた。ただ、最終盤で焦点となった重大事故対応を巡り、原燃が再処理工場での審査経験を生かせず、議論が長引いた。[br][br] MOX工場の完工目標は22年度上期だが、延期が濃厚となっている。