「みなっ知」入館者5万人突破 震災の教訓伝承/八戸

節目の来館者となった子どもと保護者ら
節目の来館者となった子どもと保護者ら
八戸市みなと体験学習館「みなっ知(ち)」(前澤時廣館長)の入館者数が3日、5万人を突破した。節目の入館者となったのは、市豊崎児童館の幼児とその兄弟、保護者ら22人。同館で記念セレモニーが開かれ、前澤館長から証明書と記念品の防災食が贈られた。.....
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八戸市みなと体験学習館「みなっ知(ち)」(前澤時廣館長)の入館者数が3日、5万人を突破した。節目の入館者となったのは、市豊崎児童館の幼児とその兄弟、保護者ら22人。同館で記念セレモニーが開かれ、前澤館長から証明書と記念品の防災食が贈られた。[br][br] みなっ知は、2007年10月に無人化された、旧八戸測候所の土地と建物を市が国から取得して改修。19年7月にオープンした。十分な駐車スペースがあり、展示に関する案内員が配置された「第3分類」として、青森県内唯一の震災伝承施設となる。[br][br] 開館後、新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足が伸び悩んだ時期もあったが、市内や近隣市町村の学校の団体見学が増加。最近では、津軽地方からの修学旅行のルートにもなっているという。[br][br] 節目となったことを来館時に初めて知った豊崎児童館の幼児らは、「記念品をもらえてとてもうれしい」「みなっ知の展示も、ぐれっとタワーに昇るのも楽しみ」などと大喜び。同児童館の安田博子館長は「学べて遊べてとても使いやすい施設。周りの人にも利用を勧めたい」と話した。[br][br] 前澤館長は「震災の教訓を胸に刻み、災害に対する心構えを身に付ける施設として、これからも特に小中学校の来館を地道に呼び掛けたい」と語った。節目の来館者となった子どもと保護者ら