八戸工業研究所を公開 ものづくり企業をサポート/青森県産業技術センター

所員の説明を受けながら機械設備を見学する八戸工科学院の学生
所員の説明を受けながら機械設備を見学する八戸工科学院の学生
八戸北インター工業団地にある青森県産業技術センター八戸工業研究所(小野浩之所長)は9月29日、地元企業や工業系の学校を対象に実験棟の内部を公開した。参加者は機械設備や研究内容などの説明を受け、県南地方のものづくり企業をサポートする同研究所の.....
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八戸北インター工業団地にある青森県産業技術センター八戸工業研究所(小野浩之所長)は9月29日、地元企業や工業系の学校を対象に実験棟の内部を公開した。参加者は機械設備や研究内容などの説明を受け、県南地方のものづくり企業をサポートする同研究所の役割について理解を深めた。[br][br] 同研究所は例年、活動内容や地場産業の周知を目的に一般公開しているが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、参加者は事前に申し込みのあった団体などに限定した。[br][br] このうち、県立八戸工科学院の1年生15人は2班に分かれ、実験棟にある試験・研究設備を見学。工業製品に機械振動を与えて耐久性を評価する「複合環境試験機」、各種材料の強度を調べる「万能材料試験機」、観察倍率5千倍まで拡大できる「マイクロスコープ」などの働きを学んだ。[br][br] 制御システム工学科の田村亮さん(19)は「さまざまな機械を見て興味が湧いた。学校での勉強にも生かしながら学んでいきたい」と意欲を高めた様子。[br][br] 機械システム工学科の西村一葵(いつき)さん(19)は「今のコンピューター技術が進んでいることが分かって、学校ではできない体験もできた。将来はものづくり企業で働きたい」と話した。所員の説明を受けながら機械設備を見学する八戸工科学院の学生