再処理機構の理事長交代 前東北エネ懇の佐藤氏就任へ

佐藤 敏秀氏
佐藤 敏秀氏
使用済み核燃料の再処理事業などを担う国の認可法人「使用済燃料再処理機構」(青森市)の井上茂理事長が任期満了に伴い退任し、後任に前東北エネルギー懇談会会長の佐藤敏秀氏が就任する見通しであることが29日、関係者への取材で分かった。 再処理機構は.....
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 使用済み核燃料の再処理事業などを担う国の認可法人「使用済燃料再処理機構」(青森市)の井上茂理事長が任期満了に伴い退任し、後任に前東北エネルギー懇談会会長の佐藤敏秀氏が就任する見通しであることが29日、関係者への取材で分かった。[br][br] 再処理機構は核燃料サイクル事業の主体を見直す「再処理等拠出金法」の施行を受け、2016年10月に発足した。同法で電力各社に支出が義務付けられた「拠出金」の管理や事業計画の策定を行っている。井上氏が初代理事長に就いた。[br][br] 佐藤氏は秋田県出身で、東北電力に入社。東通原発の所長、青森支店長を経て17年に同懇談会会長に就任し、20年に前青森支店長の齋藤光春氏と交代する形で会長を退任していた。[br][br] 井上氏も東北電出で、東通原発の建設所長、発電所長を経て青森支店長、取締役副社長。同懇談会会長から理事長に就いた。佐藤 敏秀氏