IGR、2億8250万円赤字見通し/20年度決算

IGRいわて銀河鉄道(盛岡市)は28日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年度決算の当期損益が2億8250万円の赤字になるとの見通しを示した。テレワークの増加や学校の臨時休校などに伴い、営業収入が大きく落ち込んでおり、2期連続で赤.....
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 IGRいわて銀河鉄道(盛岡市)は28日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年度決算の当期損益が2億8250万円の赤字になるとの見通しを示した。テレワークの増加や学校の臨時休校などに伴い、営業収入が大きく落ち込んでおり、2期連続で赤字決算となる見込み。[br][br] 営業収入は当初計画の46億1580万円に対し、4億2600万円減の41億8980万円となる見通し。定期外運賃収入や自社企画ツアー、イベント収入などが大幅減となり、岩手県の運行支援交付金1億7千万円を特別利益に計上しても赤字になる見込みだ。[br][br] 支出を示す営業費は、退職者の補充抑制などで当初計画から1億5500万円圧縮し、46億5510万円となる見通し。[br][br] IGRは同日の取締役会でこれらの収支見通しを報告。終了後に会見した浅沼康揮社長は「今後も厳しい経営環境が懸念されるが、感染防止対策を徹底するとともに、収支改善に努めたい」と話した。