来春の医師臨床研修マッチング 青森県内志望73人

医師臨床研修マッチング協議会(事務局・東京)は25日、来春卒業見込みの医学部生と臨床研修先の病院を組み合わせる「医師臨床研修マッチング」の中間結果を公表した。青森県内の臨床研修指定病院を第1志望に選んだ学生は前年同期比9人減の73人だった。.....
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 医師臨床研修マッチング協議会(事務局・東京)は25日、来春卒業見込みの医学部生と臨床研修先の病院を組み合わせる「医師臨床研修マッチング」の中間結果を公表した。青森県内の臨床研修指定病院を第1志望に選んだ学生は前年同期比9人減の73人だった。県医療薬務課は「新型コロナウイルスにより、面談や病院見学に支障が出ていることが減少要因の一つとみられる」と分析した。[br] 県内の13指定病院のうち、希望者が最多だったのは八戸市立市民病院の24人。前年同期の17人から7人増加した。[br] 県南地方関係では、八戸赤十字病院1人(前年同期比3人減)、青森労災病院1人(増減なし)、十和田市立中央病院6人(3人増)、前年が1人だった三沢市立三沢病院は応募がなく、むつ総合病院は3人(4人減)だった。[br] 定員を満たしたのは、八戸市立市民病院(定員19人)と十和田市立中央病院(6人)、16人が希望した青森県立中央病院(15人)の3病院だった。[br] 今回の中間結果を踏まえ、学生が希望順位を再検討したり、各病院が学生に再度アプローチしたりできるため、人数は変動する可能性がある。同課の若松伸一課長は「県内の臨床研修指定病院でより多くの臨床研修医を採用できるよう期待している」としている。[br] 岩手県北関係では、県立久慈病院が定員8人に対し希望者2人、県立二戸病院は5人に対し3人だった。[br] マッチングの最終結果は10月22日に公表される。