田子高で手話体験講習会

言葉を使わない伝言ゲームに挑戦する生徒。奥は講師の千葉健一さん
言葉を使わない伝言ゲームに挑戦する生徒。奥は講師の千葉健一さん
青森県立田子高(小野淳美校長)で16日、手話体験講習会が開かれた。八戸市ろうあ協会理事の千葉健一さん(51)が講師を務め、生徒が簡単な手話や会話する際のこつなどを学んだ。 町社会福祉協議会の「福祉協力校事業」の一環として初めて実施。生活情報.....
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 青森県立田子高(小野淳美校長)で16日、手話体験講習会が開かれた。八戸市ろうあ協会理事の千葉健一さん(51)が講師を務め、生徒が簡単な手話や会話する際のこつなどを学んだ。[br] 町社会福祉協議会の「福祉協力校事業」の一環として初めて実施。生活情報コースの3年生5人が受講した。[br] 講習会は、まず映像を交えて聴覚障害者の特性や手話の基礎を説明。伝言ゲームでは「本を読んでいるアンコウ」のお題が出され、生徒は言葉なしで相手に情報を伝える方法を模索した。[br] 「できる、できない」「好き、嫌い」の手話を教える際、千葉さんは「手の動きだけでなく、表情や首をかしげる動きがあると意味が伝わりやすい」と解説。「コピー」「ごみ」のように話す際の口の形が同じ単語でも、「表情で感情を表すことが判別の役に立つ」とした。[br] 講習会を終え、畠山真奈香さん(17)は「手話を使う際は手だけでなく、体の動きや表情も読み取ることが大切だと分かった」と話した。言葉を使わない伝言ゲームに挑戦する生徒。奥は講師の千葉健一さん