青森県議会が原子力施設説明会 原燃「設工認の対象設備全て検査」

青森県議会は18日、国や事業者に県内原子力施設の現状説明を求める議員説明会を県庁で開催した。日本原燃の増田尚宏社長は使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)で、既存設備に影響を与える安全対策工事の着手に必要な認可(設工認)を巡り、「設工認申請対.....
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 青森県議会は18日、国や事業者に県内原子力施設の現状説明を求める議員説明会を県庁で開催した。日本原燃の増田尚宏社長は使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)で、既存設備に影響を与える安全対策工事の着手に必要な認可(設工認)を巡り、「設工認申請対象の全ての設備で使用前事業者検査を実施する」との認識を改めて示した。[br] 再処理工場の審査に携わった原子力規制庁核燃料施設審査部門の古作泰雄企画調査官と県内に施設を立地する5事業者が出席した。[br] 増田社長は、設工認の対象設備数は原発5、6基分に相当する約10万個―と説明。過去の検査が現時点で有効であれば記録確認にとどめるとしつつ、「検査から長期間経過した設備は健全性が維持できているかを評価する」と述べた。[br] 説明会に関する質疑は来月7日の原子力・エネルギー対策特別委員会で行う。