百石高・高校生レストラン 今年の営業開始

車での来場者に弁当を手渡す生徒
車での来場者に弁当を手渡す生徒
青森県立百石高(中村豊校長)食物調理科の調理クラブが運営する高校生レストラン「キッチンいちょうの森」の本年度の営業が12日、同校で始まった。本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、持ち帰り弁当をドライブスルー形式で販売。同日は雨の降る.....
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青森県立百石高(中村豊校長)食物調理科の調理クラブが運営する高校生レストラン「キッチンいちょうの森」の本年度の営業が12日、同校で始まった。本年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、持ち帰り弁当をドライブスルー形式で販売。同日は雨の降る中、町内外からの来店者が並び、午前11時の営業開始から30分ほどで用意した100食が完売する盛況ぶりだった。[br] 販売した「結弁当」(税込み800円)は地元産食材を使った豚肉のみそ焼きやゴボウの春巻き、野菜の炊き合わせなど7品目入りで、お茶とクッキーも付けた。[br] 12日は生徒たちが午前7時半から調理を開始。同11時の開店時には約30台の車が並び、来場者が弁当を心待ちにした。[br] ドライブスルーの先頭で8時10分ごろから並んでいたという八戸市の田中信彦さん(72)は、「高校生が頑張って作った弁当を持ち帰って食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。[br] 8月9日に保護者や関係者を対象に行われたプレオープン後、生徒らは声出しや礼の仕方などの練習を行い接客術を磨いたほか、盛り付けの効率化も図ってきた。[br] 1年の石井彩さん(16)は「プレオープンの時よりあいさつの声が出ていた。作る量も増えたが焦らず丁寧に調理できた」と話す。[br] 3年の齊藤仁望(ひとみ)さん(18)は「天気が悪かったが、早い時間から多くの方々に来ていただいて本当にうれしくてありがたい」と感謝していた。[br] 今後の営業日は、10月3日と11月15日。午前9時から整理券を配布し同11時から販売する。弁当は1人につき2個まで購入可能。車での来場者に弁当を手渡す生徒