コロナで密集避け山へ? 遭難が過去20年で最多/青森県内

今年4~8月ごろの山菜採りによる青森県内の遭難の発生件数と遭難者数が過去20年間で最多だったことが11日、県のまとめで分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で、密集となりにくい山へ入る人が増えたことが要因となった可能性がある。県庁で開かれた.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 今年4~8月ごろの山菜採りによる青森県内の遭難の発生件数と遭難者数が過去20年間で最多だったことが11日、県のまとめで分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で、密集となりにくい山へ入る人が増えたことが要因となった可能性がある。県庁で開かれた山菜採り等遭難事故防止対策会議で県が報告した。[br] 過去5年の遭難発生件数と遭難者数は、2016年が23件25人、17年は17件22人、18年は18件18人、19年は32件32人、20年は34件36人で推移している。[br] 増加要因について、県防災危機管理課の船盛博実危機管理対策監は「新型コロナ感染症対策として街や観光地を避け、山菜採りを選択した人が増えたという可能性を否定できない」と説明した。[br] 県は、これから本格化する秋の山菜採りシーズンに向けてラジオやテレビ、チラシ配布を通じて入山者に注意喚起する方針。