「新しい生活様式」踏まえた葬祭場整備/野田村

野田村は、新型コロナウイルス対策で国が配分する臨時交付金を活用し、「新しい生活様式」を踏まえた葬祭場を本年度中に整備する。村の第三セクター「のだむら」が建設する形で、村は費用の9割を支援する。各市町村が交付金を活用した事業を展開しているが、.....
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 野田村は、新型コロナウイルス対策で国が配分する臨時交付金を活用し、「新しい生活様式」を踏まえた葬祭場を本年度中に整備する。村の第三セクター「のだむら」が建設する形で、村は費用の9割を支援する。各市町村が交付金を活用した事業を展開しているが、葬祭場は全国的にも珍しい。[br] 建設場所は、国民宿舎えぼし荘の敷地内。約100平方メートルの平屋建てで、祭壇がある小ホールや、家族が遺体と共に通夜を過ごすための台所や風呂、洗面台を備える。のだむらが管理運営し、一般の葬儀業者や村民に貸し出す。[br] 通夜や葬儀は3密(密閉、密集、密接)になりやすく、住民からは村内で安心して行える施設を求める声が高まっていたという。[br] 消毒液など感染対策用の物品のほか、遠隔地からリモートで参加するための通信環境も整える。[br] 村は10日開会した村議会に事業費2430万円を盛り込んだ20年度一般会計補正予算案を提案した。