ナガイモ栽培、省力化の可能性探る/五戸で若手研修会

農薬散布に使うドローンの実演を見学する参加者=9日、五戸町
農薬散布に使うドローンの実演を見学する参加者=9日、五戸町
青森県は9日、ナガイモの産地力強化を目指し、五戸町で三八地域の若手を対象とした育成塾研修会を開いた。塾生7人を含む生産者13人が参加し、最新技術を活用した農機具の実演を通じて省力化の可能性を探った。 八戸農協との共催。実演は同町倉石の小田清.....
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 青森県は9日、ナガイモの産地力強化を目指し、五戸町で三八地域の若手を対象とした育成塾研修会を開いた。塾生7人を含む生産者13人が参加し、最新技術を活用した農機具の実演を通じて省力化の可能性を探った。[br] 八戸農協との共催。実演は同町倉石の小田清敬さんのほ場で行い、ドローンによる農薬散布と衛星利用測位システム(GPS)を活用した肥料散布機を紹介した。肥料散布機は肥料の量と面積を入力すれば、自動で散布量を調整する機能があり、走行しながら均一に肥料をまいていた。[br] 参加者はメーカー担当の説明に耳を傾け、費用や手入れの方法を尋ねていた。[br] 塾生で南部町の金澤祥光さん(33)は「農薬や肥料の散布は手間の掛かる作業で、機械で作業時間を短縮できればかなり助かる。将来的にはドローンの導入も検討したい」と話した。農薬散布に使うドローンの実演を見学する参加者=9日、五戸町