スマート農業推進企業、三農高生に病害虫対応を実演/十和田

農薬散布用ドローンの機能を学ぶ生徒
農薬散布用ドローンの機能を学ぶ生徒
最先端技術を生かした「スマート農業」を推進する「オプティムアグリ・みちのく」(青森市、速水一仁代表)は25日、十和田市三本木の大豆畑で、青森県立三本木農業高(遠藤剛校長)農業経済科の2年生3人を対象に、小型無人機「ドローン」による病害虫防除.....
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最先端技術を生かした「スマート農業」を推進する「オプティムアグリ・みちのく」(青森市、速水一仁代表)は25日、十和田市三本木の大豆畑で、青森県立三本木農業高(遠藤剛校長)農業経済科の2年生3人を対象に、小型無人機「ドローン」による病害虫防除への対応を実演、解説した。[br] 同社と十和田アグリ(竹ケ原直大代表)、太子食品工業(三戸町)、地元農協などが協力する農商工連携プロジェクトの一環。スマート農業を活用して付加価値の高い大豆を栽培し、太子食品は、収穫した大豆を使った納豆の商品化を目指す。三農高は同科の農産物流通研究室の10人がメンバーで、商品開発や販売にも関わる計画だ。[br] この日は、オプティムアグリ・みちのくの職員が、生徒に空撮用と農薬散布用のドローンの機能などを紹介した。人工知能(AI)による画像解析システムを用いることで、大豆の病害虫被害を受けている部分を特定し、ピンポイントで農薬を散布。農薬の使用量を減らせるなどメリットを伝えた。[br] 十和田アグリの職員はドローンを実際に操作。被害を受けている大豆数カ所に、効率的に農薬を散布するテクニックを披露した。[br] ドローンを使った農業を目の当たりにした長谷地慶護さん(17)は、「(スマート農業の)一連の流れを見ることができ、いい経験になった。ドローンは今後の農業に欠かせないと思うので、普段の授業でも扱ってみたい」と話していた。農薬散布用ドローンの機能を学ぶ生徒