122万円横領の男性職員を懲戒免職/六ケ所村

六ケ所村の20代男性主事が日本赤十字社青森県支部六ケ所村分区など3団体から約122万円を横領していた問題で、村は28日、男性主事を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。男性主事が全額返済していることから、被害を受けた3団体は刑事告訴を行わな.....
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 六ケ所村の20代男性主事が日本赤十字社青森県支部六ケ所村分区など3団体から約122万円を横領していた問題で、村は28日、男性主事を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。男性主事が全額返済していることから、被害を受けた3団体は刑事告訴を行わないという。[br] 村は監督責任があるとして、福祉課長ら4人を戒告などの処分とした。再発防止策としては、準公金の取り扱いについての統一的な基準を定め、マニュアルを作成するなどして管理体制を強化する方針。[br] また、今回の責任を取って戸田衛村長は、自身の月額給料を3カ月間、橋本晋副村長の月額給料を2カ月間、それぞれ10%引き下げるとした。関連する条例案を9月4日に開会予定の村議会定例会に提案する。[br] 村によると、男性主事は2018年4月から今年3月まで福祉課に在籍し、各自治会から集めた同分区の会費や寄付金など98万2500円を横領。村赤十字奉仕団と村戦没者遺族会の活動費計24万477円も着服していた。7月に日赤県支部からの連絡を受け、不正が発覚した。