「コロナいじめ」未然に防いで/八戸市教育長

八戸市の伊藤博章教育長は26日の市教委定例会で、全国的に新型コロナウイルスの感染者やその濃厚接触者に対する差別や中傷が起きていることについて「学校現場における“コロナいじめ”のような事態を未然に防ぐ必要がある」との認識を示した。 文部科学省.....
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 八戸市の伊藤博章教育長は26日の市教委定例会で、全国的に新型コロナウイルスの感染者やその濃厚接触者に対する差別や中傷が起きていることについて「学校現場における“コロナいじめ”のような事態を未然に防ぐ必要がある」との認識を示した。[br] 文部科学省は25日、感染が確認された家族や学校を中傷する差別的言動が一部で見られたため、全国の教育委員会宛に▽感染者への激励や科学的知識に基づいた行動を子どもたちに呼び掛ける▽保護者や地域住民に差別を許さない言動を求める―などのメッセージを発している。[br] 伊藤教育長は文科省のメッセージに賛同しつつ「個人的には遅きに失した感もある」と指摘。「感染自体より、差別やいじめで子どもが傷付いてしまうことを懸念する」と述べ、既に今月の市立小・中校長会で伝えたことを明らかにした。