飲酒運転事故など一連の不祥事受け、本部で緊急対策会議/青森県警

幹部らに訓示をする齊藤文信警務部長=3日、青森県警本部
幹部らに訓示をする齊藤文信警務部長=3日、青森県警本部
青森県警察本部(村井紀之本部長)は3日、40代巡査部長が起こした飲酒運転事故など一連の不祥事を受け、県警本部で緊急対策会議を開いた。齊藤文信警務部長は出席した約50人の幹部らに対し、再発防止に取り組むよう指示した。 会議は冒頭のみ、報道陣に.....
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 青森県警察本部(村井紀之本部長)は3日、40代巡査部長が起こした飲酒運転事故など一連の不祥事を受け、県警本部で緊急対策会議を開いた。齊藤文信警務部長は出席した約50人の幹部らに対し、再発防止に取り組むよう指示した。[br] 会議は冒頭のみ、報道陣に公開された。齊藤警務部長は訓示の中で「昨年1年間の懲戒処分者が2人。今年は7月だけで2人の処分者を出し、極めて憂慮すべき事態」と強調。[br] 新型コロナウイルスに感染した警察官の不適切な対応にも触れ、出席した幹部に対して▽高い倫理観の養成▽身上把握の徹底▽職員に寄り添った細やかなサポート―を求めた。[br] 県警では7月、津軽地方の警察署に勤務する20代男性巡査部長が少女にわいせつな画像を送らせたとして減給100分の10(6カ月)の懲戒処分(男性は同日付で依願退職)に。また、県警本部に勤務する40代男性巡査部長が飲酒運転事故を起こし、現場から立ち去ったとして懲戒免職処分になるなどの不祥事が相次いでいる。幹部らに訓示をする齊藤文信警務部長=3日、青森県警本部