【八戸三社大祭】往時に思いはせ 江戸時代の祭礼運行ルートたどる

石橋司さん(右)から解説を受けながら江戸時代の行列の運行ルートを歩く参加者=1日、八戸市
石橋司さん(右)から解説を受けながら江戸時代の行列の運行ルートを歩く参加者=1日、八戸市
八戸三社大祭が始まった300年前の祭礼行事の運行ルートを歩く、まちなかトレッキングが1日、八戸市内で行われた。参加者は城下町の痕跡をたどりながら、往時の祭りに思いをはせた。 トレッキングは、山車運行が中止となる中、市民に少しでも八戸三社大祭.....
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 八戸三社大祭が始まった300年前の祭礼行事の運行ルートを歩く、まちなかトレッキングが1日、八戸市内で行われた。参加者は城下町の痕跡をたどりながら、往時の祭りに思いをはせた。[br] トレッキングは、山車運行が中止となる中、市民に少しでも八戸三社大祭の歴史と伝統に触れてもらおうと、同市の石万代表取締役の石橋司さん(64)が企画。市内の30~60代の男女11人が参加した。[br] この日、参加者はおがみ神社の境内に集合。長者山新羅神社までの約3キロの道のりを約1時間半かけて歩いた。道中、石橋さんが普段何気なく使っている町名の由来や、城下町時代の遺構を紹介すると、参加者からは感嘆の声があがった。[br] 夫婦で参加した吉延苑美(よしのぶそのみ)さん(36)は「今年は山車運行がないことで原点に帰る動きが多い中、自分も何か体験してみようと思い参加した。おがみ神社から(長者山まで)歩くのは初めてで、神様が渡御している気持ちを味わえた」と充実した表情だった。石橋司さん(右)から解説を受けながら江戸時代の行列の運行ルートを歩く参加者=1日、八戸市