駒沢幼稚園が山車小屋見学

太鼓をたたく園児
太鼓をたたく園児
八戸市の駒沢幼稚園(木村千鶴子延長)は7月28日、同市沼館4丁目の山車小屋「淀の館」で、山車小屋見学を行った。年長児10人が山車に触ったり、太鼓をたたいたりしながら地域伝統の祭りに親しんだ。 子どものうちから八戸三社大祭に触れる機会を作ろう.....
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 八戸市の駒沢幼稚園(木村千鶴子延長)は7月28日、同市沼館4丁目の山車小屋「淀の館」で、山車小屋見学を行った。年長児10人が山車に触ったり、太鼓をたたいたりしながら地域伝統の祭りに親しんだ。[br] 子どものうちから八戸三社大祭に触れる機会を作ろうと初めて企画。同園の保護者が山車制作に携わっている縁で、淀山車組に協力を依頼し実現した。[br] 園児たちはまず、淀山車組の安藤友亨(ともゆき)さんの案内で山車を見学。間近で見る山車の迫力に「すごい」「きれい」など歓声を上げた。波やねずみなど山車の飾りにも触れ、重さや感触も確かめた。[br] 続いてうちわ作りを体験。小判や花など実際の山車制作にも使われる小物を使ってうちわを飾り付け、世界に一つのオリジナルうちわを完成させた。最後にお囃子の太鼓をたたき、祭り気分を味わった。[br] 青沼花奈ちゃん(5)は「山車が大きくてすごかった。うちわに付けたお花がかわいくて好き」とにっこり。大和山(おおわやま)真太朗ちゃん(5)は「山車の後ろがかっこよかった。来年はお祭りで太鼓をたたきたい」と話した。[br] 安藤さんは、「祭りを継承していく上で、子どもの頃から祭りに触れるのは大事。今後もこのような機会を提供したい」と話した。太鼓をたたく園児