弘前大、新型コロナに伴う入試の特例措置発表/総合型選抜の日程を10月から11月に変更など

弘前大は30日、新型コロナウイルスによる学習への影響を考慮し、2021年度入試の日程や内容を変更する特例措置を講じることを明らかにした。10月に予定していた総合型選抜(AO入試から改称)の試験日を11月7、8日に変更するほか、一般選抜と総合.....
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 弘前大は30日、新型コロナウイルスによる学習への影響を考慮し、2021年度入試の日程や内容を変更する特例措置を講じることを明らかにした。10月に予定していた総合型選抜(AO入試から改称)の試験日を11月7、8日に変更するほか、一般選抜と総合型選抜で高校が作成する「調査書」の内容を評価対象から除く。新型コロナに感染するなどして一般選抜の試験を受けられなかった受験者を対象に追試験も設ける。[br] 同日、記者会見した同大の郡千寿子理事は、総合型選抜の日程変更について「文科省からの通知や、新型コロナへの対応策を取る必要があることを踏まえて決めた」と説明。出願期間も9月初旬から10月1~7日に変更する。[br] 調査書を評価対象外とした理由については、新型コロナの影響で各種大会や資格試験に参加できず、成績を記入できない場合があることなどを踏まえた―とした。[br] 一般選抜の個別学力検査では出題範囲の変更を行わないが、数学3と理科に限り、教科書の「発展的な学習内容」から出題する場合に補足事項を提示して配慮する。[br] 追試験は、新型コロナに感染したり、濃厚接触者として自宅待機を余儀なくされたりして、一般選抜の前・後期試験を受けられなかった受験生が対象。追試験日は3月22日で、受験には医師の診断書などの提出が条件となる。