新型コロナ踏まえ避難所対応 久慈市、職員向けに研修会

段ボールベッドを組み立てる久慈市職員
段ボールベッドを組み立てる久慈市職員
久慈市は21日、市役所で、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所運営の職員向け研修会を開いた。避難所開設を担当する約50人が参加し、飛沫(ひまつ)感染を防ぐための簡易テントの設営などを体験しながら初動対応を確認した。 市消防防災課の職.....
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 久慈市は21日、市役所で、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所運営の職員向け研修会を開いた。避難所開設を担当する約50人が参加し、飛沫(ひまつ)感染を防ぐための簡易テントの設営などを体験しながら初動対応を確認した。[br] 市消防防災課の職員が、検温や消毒、名簿の記入といった受け付けでの注意点のほか、体調不良者がいる場合は専用のスペースや動線を設けるなどの方針を説明。避難所内のレイアウト例も示した。[br] 職員はその後、市が新たに150セット購入した簡易テントや、主に妊産婦や高齢者が使用する段ボールベッドの組み立てを体験し、大きさや設営に要する時間を確認していた。[br] 市は感染リスク分散のため、災害発生時はこれまでより多い28カ所の避難所を開設する方針。増加に対応するため、今後は無料通信アプリ「LINE(ライン)」のオープンチャットを活用し、リアルタイムで情報共有を図るという。段ボールベッドを組み立てる久慈市職員