ホタルの光に歓声 六戸高生が観察会

葉っぱに乗っているホタルを観察する六戸高生ら
葉っぱに乗っているホタルを観察する六戸高生ら
舘野公園のさつき沼周辺のビオトープ化へ整備を進める青森県立六戸高(吉田繁徳校長)の2年生12人は21日夜、同公園周辺でホタルの生息を確認する観察会を行った。生徒は暗い公園の周辺を散策し、闇夜に浮かぶ薄緑の光を楽しんだ。 2022年度末に閉校.....
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 舘野公園のさつき沼周辺のビオトープ化へ整備を進める青森県立六戸高(吉田繁徳校長)の2年生12人は21日夜、同公園周辺でホタルの生息を確認する観察会を行った。生徒は暗い公園の周辺を散策し、闇夜に浮かぶ薄緑の光を楽しんだ。[br] 2022年度末に閉校する同高は、さつき沼周辺の環境保全と生物多様性を生かした観光資源化を目指し、動植物の調査を昨年から実施。今年7月から昆虫や鳥が生息しやすくするための本格的な環境整備をスタートさせた。[br] 生徒12人は教員の引率の下、蒸し暑い夜の公園を散策。近くの田んぼや川、湿地など水辺を巡ると、ゲンジボタルやヘイケボタルを発見。淡く光るホタルの姿に生徒は「初めて見た」「きれい」と歓声を上げた。[br] 田中永遠(とわ)さん(17)は「(夜の散策では)目的のホタルがいてよかった。カブトムシなど他の昆虫もたくさん見つかり、ビオトープ化へのモチベーションが高まった」と成果を振り返った。葉っぱに乗っているホタルを観察する六戸高生ら