【新型コロナ】むつ市が1次産業支援へ 業界団体と情報交換

宮下宗一郎むつ市長(手前)と情報交換する市内5漁協の組合長=20日、同市役所
宮下宗一郎むつ市長(手前)と情報交換する市内5漁協の組合長=20日、同市役所
むつ市は20日、市役所で、新型コロナウイルスの感染拡大が1次産業に与える影響について、市内の各業界団体と情報交換した。市は農産物や海産物の価格が低迷している現状を受け、支援に乗り出す方針を示した。 宮下宗一郎市長と立花一雄経済部長が各業界の.....
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 むつ市は20日、市役所で、新型コロナウイルスの感染拡大が1次産業に与える影響について、市内の各業界団体と情報交換した。市は農産物や海産物の価格が低迷している現状を受け、支援に乗り出す方針を示した。[br] 宮下宗一郎市長と立花一雄経済部長が各業界の代表と会談。代表らによると、新型コロナに伴い、夏秋イチゴや子牛、ホタテ、ヒラメといった魚介類の単価が前年比で2~3割下落しているほか、訪日外国人の減少や飲食店の休業が影響し、価格の回復も見通しが立たないという。[br] こうした声に対し、宮下市長は「生産者が持続可能な形でコロナを乗り越えていく体制をつくりたい」と支援を約束。近く具体策をまとめ、月内にも開かれる予定の市議会臨時会に関連経費を盛り込んだ一般会計補正予算案を提案する意向を示した。宮下宗一郎むつ市長(手前)と情報交換する市内5漁協の組合長=20日、同市役所