三戸町でジュノハートPRイベント/サンノワ

道の駅さんのへに設けられたブースで来訪者に「ファミリーセット」を販売する生徒ら
道の駅さんのへに設けられたブースで来訪者に「ファミリーセット」を販売する生徒ら
三戸町の地域商社「SANNOWA(サンノワ)」(吉田広史社長)は11日、同町の道の駅さんのへでサクランボの青森県独自品種「ジュノハート」のPRイベントを実施した。ジュノハートと、“両親”に当たる品種「サミット」「紅秀峰」が5粒ずつ入った「フ.....
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 三戸町の地域商社「SANNOWA(サンノワ)」(吉田広史社長)は11日、同町の道の駅さんのへでサクランボの青森県独自品種「ジュノハート」のPRイベントを実施した。ジュノハートと、“両親”に当たる品種「サミット」「紅秀峰」が5粒ずつ入った「ファミリーセット」100箱を用意し、地元の青森県立三戸高の生徒と共に販売。地域が誇る果実の魅力を一丸となって発信した。[br] 同校では、普通科の中にビジネスマネジメントコースを設け、生徒が就職や起業を見据えたスキル習得に取り組んでいる。毎年夏と秋には町内の空き店舗で「チャレンジショップ」を開設し、商品仕入れから販売までを生徒が担う。[br] ただ、今年は新型コロナウイルスの影響で夏のチャレンジショップは中止が決まった。そこで、サンノワが、イベントに協力してもらう形で生徒に販売体験の場を提供した。[br] 同日、道の駅さんのへに設けられたブースには、サンノワ社員と生徒10人ほどに加え、松尾和彦町長も参加。生徒は訪れる人に試食を提供したり、「ハート形のサクランボはいかがですか」と大きな声でアピールしたりした。[br] 3年の工藤綾華さん(17)は「青森県というとリンゴのイメージが強いだろうが、三戸のサクランボが有名になってくれたら。自分もその手伝いをしたい」と意欲を見せた。[br] 生徒の奮闘を見守った吉田社長は「ジュノハートの全国デビューの時期にPRに携わることは、生徒にとって貴重な経験になる。卒業後も特産品の魅力を発信してくれたら」と期待した。道の駅さんのへに設けられたブースで来訪者に「ファミリーセット」を販売する生徒ら