【新型コロナ】農業者への独自給付金支給開始/南部町

工藤祐直町長(左)から給付金を受け取る農家=9日、南部町役場
工藤祐直町長(左)から給付金を受け取る農家=9日、南部町役場
南部町は9日、町独自の経済支援策として、町内の農畜産業者への「先行型持続化給付金」の支給を始めた。町役場では工藤祐直町長が農家3人に直接、給付金を手渡し、「なんとか危機を乗り越え、農地を守ってもらいたい」と激励した。 同事業では、耕作面積や.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 南部町は9日、町独自の経済支援策として、町内の農畜産業者への「先行型持続化給付金」の支給を始めた。町役場では工藤祐直町長が農家3人に直接、給付金を手渡し、「なんとか危機を乗り越え、農地を守ってもらいたい」と激励した。[br] 同事業では、耕作面積や認定農業者の資格の有無に応じて最大36万円を支給する。1日に受け付けを開始し、8日までに470件の申請があった。[br] 9日はこのうち23件分に対応。役場には、いずれも認定農業者の泉山茂さん(70)、石橋薫さん(63)、小泉泰成さん(66)が訪れ、工藤町長から給付金を受け取った。残る20件分は口座振り込みで届けた。[br] 高級洋梨「ゼネラル・レクラーク」などを栽培する泉山さんは「新型ウイルスによる不況で果物の購買意欲が下がることを懸念している。支援に感謝し、有効活用したい」と話した。 工藤祐直町長(左)から給付金を受け取る農家=9日、南部町役場