現場総括作業長ら3人を書類送検/八戸製錬の死亡作業事故

2018年10月、八戸市河原木の「八戸製錬」の熔錬工場で作業員の男性=当時(52)=がスクリュー式コンベヤーに巻き込まれて死亡した事故で、八戸署は9日、業務上過失致死の疑いで、同社の現場総括作業長の50代男性=八戸市=ら3人を書類送検した。.....
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 2018年10月、八戸市河原木の「八戸製錬」の熔錬工場で作業員の男性=当時(52)=がスクリュー式コンベヤーに巻き込まれて死亡した事故で、八戸署は9日、業務上過失致死の疑いで、同社の現場総括作業長の50代男性=八戸市=ら3人を書類送検した。[br] このほか書類送検されたのは、元請けの「三井金属エンジニアリング東北支店」工事監督者の50代男性=八戸市=と、亡くなった男性が勤務していた下請けの「北日本メタライジング工業」修繕責任者の40代男性=東京都大田区=。[br] 送検容疑は、18年10月15日午前9時10分ごろ、工場内にある金属の酸化物を貯留する設備内で、作業中の男性がいるにも関わらず、十分な安全確認を行わないままスクリュー式コンベヤーを作動させ、死亡させた疑い。[br] 八戸労働基準監督署は9日、機械による危険防止措置を講じなかったとして、労働安全衛生法違反の疑いで、北日本メタライジング工業と、死亡男性と一緒に作業していた工事責任者の男性(48)を書類送検した。