映画「時の行路」試写会/八戸ロケも

映画「時の行路」に見入る市民
映画「時の行路」に見入る市民
八戸市などでロケが行われた映画「時の行路」の試写会が2日、市総合保健センターで開かれた。単身赴任先で派遣切りに遭った同市出身の男性が、病に倒れた妻を支えながら、働く者の権利を主張して法廷で戦うストーリー。来場した市民ら60人が、非正規雇用の.....
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八戸市などでロケが行われた映画「時の行路」の試写会が2日、市総合保健センターで開かれた。単身赴任先で派遣切りに遭った同市出身の男性が、病に倒れた妻を支えながら、働く者の権利を主張して法廷で戦うストーリー。来場した市民ら60人が、非正規雇用の現状と問題をあぶり出した作品を鑑賞した。[br] 主人公の男性役は俳優の石黒賢さん、監督は神山征二郎さんが務めた。神山さんは、同市の版画家藤田健次さんの著書が原作の映画「看護婦のオヤジがんばる」(1980年)で知られる。[br] 八戸でのロケは蕪島や館鼻岸壁朝市などが舞台となった。来場者は、映画の中で地元の光景が現れると興味深く見入っていた。[br] エキストラとして出演した、同市白銀町の櫻井達郎さん(70)は上映後、「労働問題について考えさせられた。八戸の名所もいい場面で使われていて、(9月に開かれる)上映会が楽しみ」と話した。[br] 「時の行路」の上映会は9月12、13の両日、同センターで開かれ、2日間で計7回上映される予定。映画「時の行路」に見入る市民