グループホーム「音寿園」(八戸)色鮮やかな山車絵完成させる/感染症収束へ祈り込めて

利用者と職員が「桃太郎がコロナを退治してくれますように」と願いを込めて作った山車絵
利用者と職員が「桃太郎がコロナを退治してくれますように」と願いを込めて作った山車絵
八戸市沼館1丁目のグループホーム「音寿園」(江刺家悦子管理者)の利用者と職員計42人が、お花紙を使って約1メートル四方の色鮮やかな山車絵を完成させた。江刺家管理者は「全員で楽しみながら、感染症の収束への祈りを込めて作った」と語った。 同施設.....
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 八戸市沼館1丁目のグループホーム「音寿園」(江刺家悦子管理者)の利用者と職員計42人が、お花紙を使って約1メートル四方の色鮮やかな山車絵を完成させた。江刺家管理者は「全員で楽しみながら、感染症の収束への祈りを込めて作った」と語った。[br] 同施設では、新型コロナウイルスの影響で、例年訪問している町内の山車小屋に行けず、山車絵を作ることで、代わりに祭り気分を味わおうと、4月後半から作業を始めた。山車絵は、同市の「はっち」のホームページから、コロナ退治を願って桃太郎の図案をダウンロードした。[br] 普段から、認知症予防のため、二つの課題を同時に行う「デュアルタスク」に取り組んでいるという同施設。利用者は祭りに関する歌を歌いながら、お花紙でこよりを作り、職員が台紙に貼り付けていった。[br] 山車絵は約1カ月半かけて完成。江刺家管理者は「面会や外出が思うようにできない中、楽しんで制作できた。作品を通して、新型コロナの収束への願いと、会えない人たちへ元気を届けられたら」と笑顔で話した。[br] 作品は、7月31日~8月5日に「はっち」で開かれる「お祭りinはっち2020」で展示予定。利用者と職員が「桃太郎がコロナを退治してくれますように」と願いを込めて作った山車絵